概要
EC2とRDSを使用し、Webサーバ+DBサーバの構成で構築します。
AWSのマネージドサービスであるRDSを使用することで、データベースの運用負担を軽減する構成となります。またSingle AZでの1台構成となるため、冗長構成に比べ低コストで抑えることが出来ます。
冗長構成と比較すると耐障害性が低くなりますが、停止リスクを許容できるシステムや、検証環境、開発環境など利用者が限定される場合に推奨する構成になります。

利用サービス
サービス | 概要 |
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EC2 | Linuxサーバ x 1台 |
RDS | RDS for MySQL x 1台 |
Route 53 | ドメイン x 1 |
ELB | Application Load Balancer (ALB) を使用 |
AWS WAF | Managed Ruleを使用する想定 |
Certificate Manager (ACM) | 証明書 x 1 |
作業内容
作業項目 | 作業内容 |
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環境設計 | AWSネットワーク設計 インスタンス設計 |
ネットワーク構築 | VPC設定 |
インスタンス構築 | EC2 / DB インスタンス作成 セキュリティグループ設定 |
セキュリティ設定 | WAF設定(マネージドルール設定) ACM設定 |
ミドルウェア導入 | パッケージマネージャーで提供されているミドルウェアの導入・設定 |
引き渡し | 構築した環境の引き渡し |
オプション
上記以外にオプションとして対応が可能なものを記載しています。
記載のない事項についてご要望の際はご相談いただければと思います。
項目 | 作業内容 |
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ログ出力・保存設定 | S3 Bucketを作成し、EC2インスタンスやAWSマネージドサービスが出力するログを保存するよう設定します。 |
監視設定(CloudWatch) | CloudWatchを使用して監視設定をします。CloudWatch Alarmを使用した監視項目の作成、SNSやChatBotを使用して、通知先へのアラート通知設定を行います。 |
WafCharm導入 | WAF運用自動化ツールであるWafCharmの導入を行います。 |
AutoScaling設定 | コンピューティングインスタンスのAutoScaling設定を行います。 |